Twitterの“いいね”と“RT”の違いとは?拡散の仕組みを解説
インターネット社会が定着してきた昨今、情報収集の場として、SNSは欠かせない存在となりました。各企業も時代の流れに合わせ、SNSを活用して情報を発信しています。この記事では、Twitterを活用し、自社のファンや顧客を増やしたいと考えている方に向けて、Twitterの“いいね”と“RT”について解説します。
Twitterの“いいね”と“RT”の違い
まずはじめに、Twitterの特徴的な機能である“いいね”と“リツイート”の違いを解説します。言葉や画像などの情報を発信することをツイートといいます。このツイートを、ユーザーが閲覧するのですが、その評価としていいねとRTの2つの方法があるのです。“RT”は“リツイート”と読みます。
いいねとリツイートの最大の違いは、ツイートを共有するかどうかです。簡単なイメージとしては、いいね=高評価、リツイート=共有といった感じです。ユーザーが閲覧したツイートを気に入った場合、いいねを押して高評価するだけでなく、自分のアカウントに保存する役割もあります。
リツイートも同じように、自分のアカウントに残りますが、ツイートという言葉が入っているように、リツイートボタンを押すことで自分のタイムラインに載せることができます。タイムラインというのはツイートが流れる場所です。つまり、リツイートすることで、元のツイートをそのままの形でリツイートした人のフォロワーに紹介できます。以下で詳しく解説します。
Twitterの“いいね”の仕組み
ここからは“いいね”について、詳しく解説します。仕組みを理解することで、情報を見る側でも発信する側でも、Twitterを効果的に利用できます。いいねは、ツイート画面の下のほうにあり、ハートマークで表示されています。いいねしたいときは、ハートマークを1回押すと赤色になり完了です。間違って押したときは、もう一度押せば取り消せます。いいねを押すと、自分のプロフィールのいいね欄に保存されます。
一度いいねすれば見返すことができますが、いいねした順に保存されていくので、古いものまで遡るのは少し大変になるかもしれません。また、いいねを押すとツイートを投稿した人に通知がいきます。この通知は設定でオフにすることもできるので、普段からたくさんの投稿をして反応が多い企業などの場合は、オフに設定するとよいでしょう。
ツイートの拡散には“RT”がおすすめ
次に、RT(リツイート)を詳しく解説します。リツイートは簡単にいうと、元のツイートを自分のツイート欄で表示しなおすことです。たとえば、誰かのツイートを気に入り、自分の知り合いにも広めたいと思ったとします。そういったときにリツイートすることで、自分のタイムラインに表示できるのです。
拡散という言葉がTwitter上ではよく使われますが、リツイートをすることで元のツイートがどんどん広まっていくことをいいます。リツイートは2種類あります。元のツイートだけをそのまま表示させるリツイートと、元のツイートに、自分のコメントなどを加えて表示する引用ツイートです。先述したように、リツイート機能は主に情報を共有したいときに活用されます。
Twitterの“いいね”と“RT”を活用すれば集客につながる
最後に、企業がTwitter運用をする際に、集客につなげるためのいいねとリツイートの活用方法をご紹介します。この2つの評価を自社のツイートにたくさんもらうことで、自社の商品やサービスを多くの人に知ってもらい、顧客を増やすことにつながります。しかし、自社のファンを増やしたいからといって、無闇にツイートを重ねればよいわけではありません。
上記で、“拡散するにはリツイートを使いましょう”と紹介しました。たしかに、より拡散力があるのはリツイートなのですが、現在のTwitterでは、いいねしたツイートも自分のタイムラインに載ることがあります。また、どんなツイートにいいねを付けるかも学習され、いいね傾向が強いツイートが多く出てくるようになります。ツイートする際にいいねをもらえるような内容にすることも大切ですが、企業アカウントを運用するときは、目的に合った内容のツイートにいいねをすることも心がけましょう。いいねしたものをほかのユーザーが見ることで、興味のあるジャンルなら自社のアカウントにも来てくれる可能性があります。リツイートの使い方も基本は同じです。
ただ、何度もいうように、リツイートは拡散に特化した機能です。誰がリツイートしたかは表示されますが、元のツイートがまるまる載るので、いいねと同じように、企業アカウントでリツイートする場合はしっかり吟味しましょう。自社のツイートではなくても、内容によっては炎上につながることもあります。
また、自分のツイートをリツイートすることもできます。Twitterにはどんどん新しい情報が流れてきます。一度ツイートしただけでは、見逃してしまうフォロワーもたくさんいるでしょう。内容をとくに変える必要がない場合で、しっかり宣伝したいものは、何度かリツイートすることをおすすめします。
まとめ
この記事では、Twitterの“いいね”と“リツイート”の違い、それぞれの仕組み、2つを活用した集客方法をご紹介しました。Twitterは、SNSの中でもユーザー数の多いツールです。うまく活用できれば自社のファンを増やすことができますが、使い方を間違えると企業のイメージダウンにもつながります。Twitter運用をはじめるときはしっかりとプランを練って、自社の目的に合った使い方をしましょう。
